その他の環境整備【105】
廊下危険物処理
〜廊下障害物は転倒に直結しやすい〜
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廊下の障害物は様々なケースが考えられます。
リネン関係や、掃除関係のものが置いてあったり、床が濡れていたり・・・
手すりのガタつきも時には障害になったりもします。
今回の特集は、その中でも特殊でデンジャラスなケースとして取り上げます。
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↑ある日、入所棟の廊下を歩いていて何か違和感を感じました。
↑違和感の原因は、手すりの直ぐそばの壁に装飾(?)でついているアルミ棒でした。
それが外れて、手すり側に出っ張ってきているのです。
↑しかも、それを安易に布テープ(粘着テープ)で無理やり固定してあります。
粘着テープなので押さえに限界があるのでしょう。既に剥がれてきています。
このままでは手すりを使って歩いている利用者が、手をケガしたり、
服でも引っ掛けて転倒する危険が大だと・・・普通に考えれば予測できます。
見つけたからには、直ぐに何とかしなくてはなりません。
↑まずはガムテープ(布テープ・粘着テープ)を剥がします。
・・・・・案の定、お約束のベタベタが残っていました。 ┐( -"-)┌
↑まずはボンドを剥がれた部分の両面に塗ります。
↑ボンドだけでは、全体に歪みが生じているため剥がれてくる恐れがあります。
そのため、ネジでもしっかりと固定することにしました。
ドリルでネジ穴を確保します。
↑壁の内部は石膏ボードなので、長めのネジで奥の梁に届くようにします。
↑外れないようしっかりとねじ込んでいきます。
↑完成です。
安易に使用してあった粘着テープの痕だけが汚く残っています。。
↑でも、遠目に見れば目立ちません。
すっきりと綺麗に仕上げることができました。
これで、事故をまねく不安要素が一つ現場から無くなったことになります。
ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
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