その他の環境整備【104】


   歩行車の肘乗せ修理

  〜歩行器・ウォーカーのハンドル破れ〜

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   車いすの肘のせ部分に、ビニールテープやガムテープを巻きつけ応急処置したものは
   あとからそれを剥がした後のベタベタ処理が大変です。
   多少手間でも、早いうちに何らかの別処理を行うことをおすすめします。
   今回の特集も、その別処理の1部を公開しています。
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↑医療や介護の現場でよく使われる歩行車・・・安定性があり、
移動関連用品としては車いすに次いで高い頻度で使われています。

画像のオレンジ色部分はクッション材の入ったビニール生地でできています。
長年使っているとそこの縫い目あたりから、ほつれや破れが発生してきます。





↑当施設の歩行車も例外でなく、徐々に痛み始めてきました。。

           具体的には・・・・



↑こんな場所や・・・




↑こんな場所です。

これを放っておくと、徐々に破れが広がり、中のクッション材がはみ出して
ボロボロになっていきます。早めの対処が必要です。

そこで、うちのスタッフにお願いして糸で縫ってもらうことにしました。
(なるべく器用なスタッフにお願いするといいと思います。) (⌒ヮ⌒;)ゞ




↑上手いことやってくれています。




↑はい!この通り、綺麗に仕上がりました!!素晴らしい!!

半年過ぎた現在でも全く問題なく気持ちよく使えています。

このタイプの歩行車はビニールが痛むより先に、縫い合わせている糸が
先に劣化して解れていくと考えられます。

同じような症状の歩行車を見かけましたら、即ビニールテープでぐるぐる巻きに
するのではなく、可能なうちは「裁縫作戦」で何とかしてみましょう。


    問題は、「誰が見つけ」「誰がやるか」です。。。




                                (介護型リハビリシステム研究所)


〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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ちく、ちく・・・