ミニミニトーク・小話部屋I 管理人の趣味部屋

                                              
ここでは、管理人が考えたり、体験したりした情報を主に特集しています。
相変わらず整備系(器械のリハビリ)が主ですが・・・・(;^_^A ・・・というか殆どです。


その1:ベルト交換」の話
日産ウイングロードのベルトを2本交換しました。
パワーステアリングベルトとファンベルト(オルタネーターベルト)の2本です。
先日車検を受ける際に点検したら、かなりの亀裂を発見したので・・・。
車の一般整備には春と秋のような、暑からず寒からずの気候が一番です。
知り合いの部品屋からベルトを調達して、早速交換します。




↑まずは、パワステベルトから外す必要があります。
一見簡単そうでしたが意外に手ごわく、タイヤハウスのカバーを外して・・・・
ギャッジアップして潜り込む作業になりました。。。




↑もぐり込んで、オイルフィルター横のボルトを緩めます。
ここを緩めないと外すことがきません。ベルト張りを調整するベルトも同時に緩めます。
これでやっと外すことが可能になります。




↑パワステベルトを外したら次はファンベルト(オルタネーターベルト)に取り掛かります。
矢印の張りを調整する2本のボルトを緩めていきます。
これでやっと2本ともベルトを外すことができるというわけです。




↑左が新品のベルト、右が7万キロ以上走った古いベルト。
古い方は無数のヒビが入っています。
この後、新しいベルトを取り付け、適正な張りを持たせて終了となりました。
デイラーから整備マニュアルの写しをもらっていれば、対応し易かったかも知れません。
ただ、自分的には意外に面倒な作業に感じました。トヨタ系がもっと楽だったような・・・。

パワステベルトが切れると、ハンドルがかなり重たくなり危険ですが何とか走れます。
しかし、ファンベルトが切れるとバッテリーへの充電ができなくなり、コンピューター制御の
最近の車はバッテリーが上がって夜間なら数キロで動かなくなります。気をつけましょう。
小生も、以前そのようなトラブルに見舞われて、新品バッテリーに交換してデイラーまで
何とか走った経験があります。。夜間だったのでかなり恐ろしかったです。



その2:「スス掃除」の話
整備系の話題が続きます。先日家族がステップワゴンに乗った時に、ニュートラルまたは
パーキングの状態でアイドリングが上がったり下がったりという不安定な状態があったそう
です。その後調子は良くなったらしいですが、また起こるかもしれないので気にかかります。

アイドリングが上下して不安定ということはおそらくインジェクションかセンサーか、
燃料そのものか、あるいはプラグ等に問題があるのか???あれこれ考えもしましたが、
素人なので下手にいじって壊しても仕方がないのでデイラーに質問に行かせました。
家族が整備士に直接聞いた話によると・・・・
『インジェクションあたりのフィルターにススが溜まっているのではないか?』とのこと。。
「フィルター??スス???」あまり聞いたことがない話なので疑心暗鬼ではありますが、
その「病巣(?)」部分がある場所を調べることにしました。




↑ステップワゴン(RF1)のエンジンを前から見たところ。
その一番奥にその責任病巣は存在しました。信じられない位、奥にあります。
実際に外すまで本当にそこを開けていいのか、ちょっと考えてしまった位の場所です。




↑12番のメガネレンチを何とか差し込んで2本のボルトを外します。
いずれも車体側(整備者とは反対側)にあります。もう一本は更に奥に隠れています。




↑ボルトを外した画像です。ちょっと長さが違います。短いのが先ほど見えていたボルトです。




↑ありました!!ちらっと見ただけでは、あまりに真っ黒でフエルトかな?と思います。
この左側のススを中心に綺麗にしていきたいと思います。
掃除機のノズルを差し込んでみたりしましたが、作業スペースが狭くて上手くいきません。




↑最終的には綿棒のお世話になりました。綿棒の先をほぐして撫でる方が上手くいきます。
何本か使っていると、金属のメッシュ部分が綺麗に出てきました。
強く押さえると金属メッシュが歪むので、なるべく優しくやったほうが良いと思います。

あとは、逆の工程で組み付けておしまいです。ゴムパッキンは再利用しました。 (;^_^A 
ススが溜まるということは、排気系を介した何らかのセンサーと思いますが、
それにしても、こんな所にフィルターがあったなんて・・・家庭の水周り用フィルターみたい。。


【後日談】
それでも調子がイマイチだったので、今度はスス掃除だけでなく、いちかばちかで部品内を
ブレーキクリーナーで徹底的に吹き付けて洗浄しました。そして・・・



↑ここの吸気部分を取り外し、スロットルボデイ内をスロットルバルブ中心に洗浄しました。
(今、考えてみるとキャブレタークリーナーの方が良かったような気もしますが・・・)
そして、ドライヤーで乾燥させて5−56を注油して組み付けました。。
始動時と、始動直後は吸気系をいじったため、かなり不安定でしたが、
その後はすこぶる快調になりました。アクセルも軽くなりエンジン音も静かになったそうです。
※このホームページ全体に言えますが、あくまで素人の自己流です。自己責任で参考下さい。



その3:
「ブレーキ固着」の話
以前(1年3ヶ月前)にも起こった症状ですが、ステップワゴンのリヤブレーキが固着して走行後
焦げくさい臭いがするようになりました。
放っておいても良いことは何も無いので、早速ブレーキ部分を分解しました。




↑今回はちょと気合を入れて清掃します。
リテーナー(パッドサポートプレート)金具を外してその下のサビを落とすという作戦です。
ここがサビると金具そのものを押し上げてパッドのスライドを阻害すると考えたからです。
100円ショップで買った角ヤスリが非常に役に立ちます。




↑磨き終えるとリビルト品みたいになりました。後は、サビ止め剤でコーティングします。
スライドピンのグリスも綺麗にして、新しいグリスを塗りこみました。
ゴムブーツは今回は再利用しましたが、近くキャリパーごとゴム系をオーバーホールして
新品にする予定です。

その後、動作各部をあちこち清掃してグリスアップして元に戻し、ブレーキ液交換して終了。
片側に2時間くらいかけてみっちりやりました。ユーザーだからできる暇な作業です・・・。
※ホンダの整備士さんに聞きましたが、ホンダ車のリヤブレーキ固着は起こりやすいそうです。
  長時間の高速走行なんかしていたら、発煙して危険なトラブルを起こす可能性が大です!
  個人的には、他メーカーに比べて不安の多いブレーキだと思っています。



その4:
「ムーヴ、ベルト交換」の話
またまた、整備の話です。秋口で風の無い日は、整備日和なので・・・。
今回は、ムーヴのパワステベルト・エアコンベルト・オルタネーターベルトの計3本を交換します。



↑1本のベルトを外すには、大体2本のボルトを緩める必要があります。
これはパワステ用のベルトです。ここと・・・




↑ここの2本のボルトを緩めます。すると、パワステ用のポンプが移動できベルトが外れます。
・・・ですが、この奥にあるオルターネーターベルトを外すには、このパワステ用ポンプが邪魔に
なります。レンチは場所によって使い分ける必要があります(当然ですけど・・・)。




↑あれこれ考えましたが、ポンプを一端外すのが手っ取り早いという結論になりました。
ワイヤーで牽引して隙間をつくると、オルタネーター(発電機)がやっと現れました。




↑今回外したのはこの3本。大中小と揃っています。




↑ベルトは途中まで亀裂ができていました。
根元まで亀裂があるわけではないので、交換後はスペアとして常備することにしました。




↑エアコン用のVベルト。両脇から削れるので、古い下のベルトは幅が狭くなっています。




↑ベルトを交換したあとは、ステップワゴンみたいな症状(アイドリング不調)を予防するため、
スロットル部分とをスロットルバルブ部分周辺を洗浄しました。

・・・・以上で整備は終了です。今回は車体下に潜らずに作業ができました。
その後はややエンジンが静かになって、僅かにパワーが戻ったような・・・感じがします。



その5:・・・というわけで、ここの部屋もいっぱいになってきました。
        次の部屋をぼちぼち準備することにします。( ̄▽ ̄)ノ