その他の環境整備【51】

   デンデン太鼓の製作法

 先日、何を思ったか・・・突然、「でんでん太鼓を作りたい!」と思い立ちました。
理由は手元に紙テープ(ガムテープ?)の芯があったからです。
製作方法も瞬間的に頭に閃いたので、すぐに作って10分程度で完成しました。

 今回は、その懐かしい「デンデン太鼓」
の作り方を紹介したいと思います。
利用者に見せる、聞かせるなどして「回想法」の一助としてみては如何でしょうか?

 施設に遊びに来てくれる幼児たちへのプレゼントにもなる「かも?」知れません。。




↑具体的に用意するものと製作法を紹介したいと思います。。。

材料
@ガムテープの芯・・・1個
A割り箸・・・1膳
Bプルタブ・・・2個
C30cm程の細めのヒモ
Dラップ(ここでは小さな15cm×20mを使っています、最適サイズでお奨めです。)
Eセロテープ
Fボンドまたは工作用糊

つくり方
先が尖っていないプルタブに、それぞれ割り箸半分位の長さの紐を縛ります。
ガムテープの芯には割り箸が通せるように穴を2箇所開けておきます。




↑ガムテープの芯に割り箸を通したら(緩い場合はボンドや糊で固定します)・・・
ラップで、このガムテープの芯の周りを被せます。

・・・それから、「+字」「×字」にセロテープでラップを張っていきます。
パンパンにラップを張ることができれば、もう完成したも同然です。

後は、両脇に「紐のついたプルタブ」の紐の端をセロテープで止めればできあがり!!!




↑この通り!形も「でんでん太鼓」そのものです。
お好みでアクリル絵の具を使って綺麗に仕上げるのもよいかと思います。

手首で捻ってクルクル回せば「デデンデン、デデンデン!!」と軽快な音が出ます。

ただ、ラップを使っているので叩く物はプルタブよりもボタンが良いかも知れません。
プルタブは尖ってたりすると、あたり方によってラップを破いてしまうからです。
仮に破れたとしても、新しく貼り直すのは5分もあればできますが・・・。
(破れない素材を探してもいいと思います。薄手のビニールでもできるはずです。)


理学療法士(PT)的に言わせて貰えれば、「手首の回旋運動」や、「手指の巧緻動作訓練」に
使える(?)と思います。
片手で音を出すというのは意外にスムーズでリズミカルな運動を要求されるからです。
でんでん太鼓を作った上で使わせるPTなんて、世の中にそうはいないでしょうけど・・・(;^_^A 1人だけだったりして


      『まとめ


「でんでん太鼓製作の学術(?)的意図」
→半分以上こじつけで。( ̄▽ ̄;ゞ

@リサイクル(価値の見直し)の意識向上。
A製作による巧緻動作訓練と脳の活性化。
B回想法(思い出して脳を活性化)的手段。
C職員や子供との交流をつくるきっかけづくり。
D手首や手指の運動、協調動作訓練・・・等々・・・。

    ↑なんだかこれだけ列挙したら、老健大会でも発表できそうな気がしてきました。
    (;´д`)
でも・・・これっぽっちもPT的でない・・・発表するのにも勇気が要りそう。

・・・たかが「デンデン太鼓」されど「でんでん太鼓」・・・ということがお分かり頂けましたか??
                                                           無理にわからなくていいです。単なる遊びなので・・・





  ※先日、洒落(しゃれ)のつもりで市が主催した「リサイクル展」に出展したら、
    多くの展示物の中から1点だけ選ばれる「アイディア賞」をいただきました。
    一般投票の結果だったらしいんですが・・・この程度で賞を貰えるなんて・・・
                     σ( ̄▽ ̄; 

                   微妙な嬉しさ・・・表彰式なんて恥ずかしくて行けない・・・のでサボりました。





                                    (介護型リハビリシステム研究所)
   ↑
プルタブ
以外なら
ボタンでもOK!