その他の環境整備【37】 

 読み込めないDVD復活法

以前は確かに読み込めていたはずのDVDが、傷は見当たらないのに
なぜかパソコンでもプレーヤーでもレコーダーでも認識されない・・・
そんな経験はありませんか?そうなるともう破棄することしか考えませんよね?
でも、簡単な裏技でもし復帰(回復)できるとしたら!?すごいと思いませんか?
ちなみに私はこの方法を何度か行い、その全てが復帰に成功しています。
どうせ捨てるDVDだとしたら、捨てる前に試してみる価値大ですよ!!!
施設で使っているDVDやCDなどに応用できるんじゃないでしょうか??

  ※ただし、この裏ワザを試す場合は、捨てるしかないディスクでやりましょう。
        あくまでも最終手段です。責任は一切持ちません!!!
       ちなみにこのようなトラブルは激安DVDにしかおこりません(経験上)。




↑まずは、調子の悪いDVDを真横から見て歪みがないかどうか確認して下さい。
もし、目視でよく分らない場合はパソコンに入れてみて下さい。
「ガリガリガリ…」とか「カリカリカリ…」と引っかくような音がすれば歪んでいる証拠です。

用意するもの:
@歪んだDVD(またはCD)
Aティッシュ&セロテープ
B薄めの冊子と厚めの本(電話帳でもOK)
Cドライヤー(普通のドライヤーでOK)


まず、薄めの冊子の上にティッシュを広げて、ティッシュが飛ばないようセロテープで固定します。
そしてなるべく平らな床の上にそれを置きましょう。


ゴォ〜〜!!

↑そしたら、その上にDVDを置いてドライヤーで熱します。
かなり「アツアツ」になるまで、ムラなく熱しましょう。1分くらいで十分です。




↑そしたら素早く厚めの雑誌を乗せて・・・その上に乗っかります。
片足で祈りながら1分程お待ち下さい。。。
(くれぐれも転ばないように・・・転んで怪我したらバカみたいです。DVD買った方が安いです。)

  じっと ( ̄w ̄;)1分 待ちましょう♪

そしたら出来上がりです。パソコンで回してみると音が小さくなるか、しなくなっているはずです。
2度繰り返すと、よりきちんと矯正できました。
要は
熱で歪みを矯正しているだけなんですけどね。
どうせ捨てると割り切れば大胆なこともできるというわけです。
これで今まで2枚のDVDを2枚とも完全復帰させました。失敗は「今のところ」ゼロです!
・・・というか・・・安物DVDを使っていたから歪みやすかったのかも知れません。 (;^_^A 


ちなみに傷がついた部分の簡単補修には「ピカール」という研磨剤が意外に効きます。
缶をよく振って、綿棒の先につけて補修したい部分をクルクルと磨きます。
多少細かい傷がついてしまいますが、読み込み自体は復活することが多いようです。
「ピカール」はホームセンターなどでお求め下さい。くれぐれも最終手段として使いましょう。


【注意】
あくまで今回の裏技はDVDやCDのディスクそのものの歪みを矯正するための手段です。
読み込む機械そのものが調子悪ければ意味が無いとお考え下さい。
それから何度も言いますが、捨てても構わないもので実験してください。
当方は一切関知しませんのであしからず。




                                    (介護型リハビリシステム研究所)