ミニミニトーク・小話部屋E
管理人の趣味部屋
ここでは、管理人が考えたり、体験したりした情報を主に特集しています。
車椅子の整備だけをやってるように見えますが、自家用車の整備などもよくやってます。
車椅子整備と、車の整備どっちが先か・・・と言われると、車でしょうか?
でも、車の前はオートバイ、更にその前は自転車の整備をやっていたので、
原点は小学校の中学年の頃に覚えた自転車の「虫ゴム交換」ということになります。(*^-^*)ゞ
その頃から自転車をいじるのが好きで、親には「将来、自転車屋なったら?」と言われてました。
その1:
「
車のブレーキを整備する
」の巻
数日前、家族に「車の後ろが走った後に焦げ臭い」と言われました。
「排気臭なんじゃないの?」と軽くあしらいましたが、「後輪タイヤ辺りから臭う」とのこと。
ちょっと気になったので、「ホイールを気をつけて触ってみな、熱さが極端に違ったら教えて」と
話しておきました。
すると、右後のタイヤホイールが異常に熱を持っているとのこと。
「そりゃまずい!」と、急いで整備に取り掛かることにしました。
タイヤを持ち上げ、サイドブレーキを解除してもタイヤは頑固に固定され、動いてくれません。
始めは、ブレーキシューでも逝かれたかな?と思いましたが、どうやらブレーキパットが
固着しているらしい・・・ということがわかりました。
昨年、このパットはブレーキ液と一緒に交換したばかりなのになんでだろ???と思いつつ、
外そうとしましたが、ピストン(シリンダー)が戻らずなかなか外れてくれません。
ハンマーで徐々に叩いて何とか外すことができました。
【前輪整備の様子】 【後輪整備の様子】
綺麗にブレーキパット周囲の部品を清掃して、ブレーキグリスを塗り、組み付けようとしましたが
はめ込むのも容易ではなかったので、ブレーキの厚みを抑える目的で、付属金具を一部外して
組み付けたら・・・何とか上手くおさまりました。
右画像のブレーキパットとピストンに塗ってある赤いのは、ブレーキ鳴き防止剤です。
これを塗っておくとブレーキの戻りがスムーズになり、ディスクとの干渉を最小限にできます。
この車、ステップワゴンの初期型ですが、当初からブレーキ鳴きに悩まされていました。
常に、引きずっているという感じでアルミホイール周辺は直ぐにブレーキカスで真っ黒になります。
構造も「これじゃ鳴くな〜」という構造なんです。エンジンとエアコンはバッチリなんですがねぇ。。
今まで国産ブレーキは色んなタイプを見てきましたが、個人的には日産のが一番好きです。
この後、ブレーキ液も交換して動きが良くなったところで4輪とも整備終了・・・。
熱も持たずに、問題なく走るようになりました。
冬場、塩(凍結防止剤)のまかれた湯沢の高速なんかをよく走っている関係でボディの下とか、
ブレーキ周りのサビつきも最近半端じゃありません(洗車しているつもりなんですがねぇ・・・)。
今回のケースもおそらくサビつきによる固着が主な原因だと考えています。
こんな感じだと年に一回は本格的な整備が必要でしょう・・・
・・・まぁ、転がり抵抗が少なくなる分、燃費も良くなってくれるからいいんですけどね。。
それにしても、7月半ばのこの暑さで一日中、かなり大変な作業でした。。。ふ〜。。。( ̄。 ̄;)
※部品名・工程など一部適当に書いています。ユーザー整備なのでご勘弁ください。
その2
:
「
サツキとメイの家に行く
」の巻
先日、整備した自動車に乗って「サツキとメイの家」に御邪魔してきました。
「サツキとメイの家」お母さんが帰ってきて一緒に生活しているという設定だそうです。
同じ時間帯参加者で、グループ室内見学と屋外見学の2班に分かれて、時間で交代します。
屋外からの撮影は自由ですが、屋内での撮影は不可・・・。屋内は小物が多く、見て楽しめます。
押入れをあけると、サツキたちのパジャマがあったり、下駄箱を覗くとサンダルがあったり・・・
ランドセルの中身を出して教科書などを手にとって見ることもできます。
台所(土間)や、外の井戸ポンプは実際にキコキコ水をくみ出すことができます。
屋外には、底抜けのバケツ、床下にはどんぐりにラムネの瓶・・・全てが細かく懐かしいです。
玄関の屋根瓦角には『と』と書いてありました。
その3
:「
車検で手間取る
」の巻
ステップワゴンの車検を行いました。RF-1という初期型で9年目、4回目、10万キロ越走行状態
なので、そろそろガタも出てきているところです。ボディ下回りは所々、サビが発生しています。
ガソリンを入れる場所から、ガソリンタンクまでの金具も床下で「ぽろぼろ」にサビてました。
この部品は近いうち取り寄せて交換するつもりなので、いずれレポートしたいと思います・・・・。
←見慣れた車検風景、慣れると結構楽しい。
今まで、タイヤ幅とか窓のシールとか外観検査で指摘されたことはあったのですが、
今回は「ライト光軸」で左が×になってしまいました。右は○です。
(ライト光軸は微妙で、×になるとかなり面倒です。自信のない時は直前にテスター屋で検査・
調整してもらい受けるのが無難でしょう。3000円位だったと記憶しています。)
テスター屋に行って調整してもらうのが簡単なのですが、陸運局の近所には知ってるテスター屋が
ないので、自分で調整することにしました。
コツは車検コース出口にある小屋で控えている職員に「どの位、どの方向にズレているか聞く」と
いうことです。ちゃんとメモして教えてくれます。その情報をもとに自分で調整する・・・というわけです。
今回は、「上にほんのちょっと、7cmほどズレてますね。」と言われました。
聞き違いかもしれませんが、そこでの説明によると10m先でどの位ズレがあるかをcm単位で教えて
いる・・・と説明をうけました。いずれにせよ「微妙」です。その場で調整してくれればいいのに・・・と、
いつも思います。
とりあえずズレを指摘されたライト付近を軽く叩いたり、押さえたりして調整せず別レーンで受けました。
ヘタにいじると後が面倒ですし、たまにこれで受かることもあるからです。・・・でも×でした・・・
仕方ないので思い切って調整に踏み切ります。普通は壁に照射させて調整するのですが、ここの
陸運局も大掛かりな工事に入っていて、駐車すらままなりません・・・。困りました・・・。 (=_=)。
何とか上下調整用ネジと調整方向がわかればと、ライト根元を覗き込むと・・・
なんと!表示を発見しました!!←整備手帳に調整法は載ってません。電球の交換方法すらも。。
通常、調整用ネジは左右のライトケース裏にそれぞれ2箇所ついています。
このようにネジと多少離れた位置に「U⇔D」「R⇔L」と表示がされていたのです。
これさえわかれば、こっちのものです。勝手に車検場をテスター屋にすればいいのです。
早速、D(ダウン)の方向にネジを「半回転」させて、再度コースに入れます・・・・が、やはり×。
今度は上に15cmズレてるといわれました。Dに回したのに何で??おっかしいなぁ〜と思いつつ、
もう一度Dの方向へ更にネジを「1回転」させてコースに入れました。
今度はいったんクルマから降りて検査をうけると・・・なんと!!!
左も右も×になってしまいました。結果・・・左は30cm、右は2cm上にズレてるとの指摘をうけました。
これで、Dに回すと光軸は「ダウン」どころか「アップ」していくことが明らかになったわけです。
また、ドライバーの乗車と降車だけで2〜3cmは光軸が変化することも判明しました。
Uの方向に回すのには不安もありましたが、とりあえずネジをUへ「1回転半」させコースに入りました。
すると、今度は10cm上だと言われました。Uで光軸が下へ修正されてきました。
その後、Uの方向へ「半回転ちょっと」まわして無事合格となったわけです。
そこで、何が言いたいか?というと、素人でも車検場において光軸調整は可能・・・ということです。
ただ、「どのネジを」「どの方向に」「どの位回すか」が分らないと厳しいと思います。
少なくともホンダ車においては、光軸が高いと指摘されたらUPへ回したほうが良いようです。
しかも、ネジ1回転につき15cmズレることも確認されました。
全てのクルマがこの通りにいくとは限らないとは思いますが、参考になるのではないでしょうか?
片方のライトがたった2cmズレても車検は×(不合格)となります。
この光軸、ドライバーの体重もそうですが、ガソリンの入り具合や荷物、タイヤの空気圧でもズレる
可能性があるみたいです。 ( ̄w ̄)
●現在は、再検査が何回までと制限がかかるようになりましたので、その日のうちに合格させるには
早めにテスター屋を活用した方がよいかも知れません。
その4:
「
ガソリンタンクへの『ガソリン管』を取り替える
」の巻
先日、車検を受ける目的で車の下回りを清掃しました。
その時、ガソリンをガソリンタンクに送る管の部分にかなりのサビを発見したのです。
(最近、公私共にサビとの戦いばかりやっているような・・・そんな気がします・・・。まぁ、長期管理
ともなるとサビとの付き合いはどうしても仕方ないのでしょうねぇ・・・・・ふぅ・・・・。。 ̄∇ ̄;)
放っておくと、いずれガソリンが漏れたり、ガソリンタンクにサビが混入したり良いことはなさそう
なので、早速メーカーからパーツを取り寄せました。取り寄せるのに約1週間かかりました。
↑こんな鉄の管に6千円以上払いました。工賃は1万以上とられるみたいです。
空気抜き用の管と並走しているのがセットになっています。厚みは大してないのでサビが進行すると
すぐに穴が開きそうな感じです。
↑問題の部分・・・右側がガソリンタンクで左側がガソリン管、間にはジャバラ状のゴム管があります。
上側がガソリンを送る管で、下側がエア抜き用の穴です。
後輪に近い部分なので、冬季の凍結防止剤(塩)が直接かかってしまったのでしょう。
気がつかないうちに相当サビが進行している模様です・・・。
まずは、クルマの下にもぐり込んで仰向けになりこれらを外す必要があります。
外したら、ガソリンが気化するのを防ぐ目的で、ビニールと輪ゴムでそれぞれ蓋をします。
↑当然ですが、ガソリン注入口も分解します。
慎重にボディを傷つけないよう、マイナスドライバーで周囲のプラスチックを外していきます。
↑この通り、外れました。ただ、四隅がプラスチックの爪で引っ掛けてあるだけなので
よほど注意しても、その爪が欠けてしまうことがあるかも知れません。
このあと、六角ボルトを2箇所とプラスチック留め具1箇所を外して取り外しにかかります。
ところが・・・・、なかなか入り組んでいて素直に外れてくれません・・・・
まるで、大きな知恵の輪のような・・・
結局、後輪を取り外すことにしました(スペアタイヤを外した方がもっと楽かも)。
↑取り外した状態。ガソリン注入口からタンクまで、この位距離があるんですねぇ〜。
↑一番サビがひどいところは、このようになっていました。かなりボロボロです。。
↑新品と比べるとこんなに違います。新品にはサビ止め剤をコーティングさせて取り付けました。
時間的には1時間半ってところでしょうか?意外にスムーズにいきました。
その5:
「
ムーヴのブレーキパット
」を交換するの巻
ブレーキパットの交換は、ごく簡単な整備なので別にとりあげる必要もないのですが、
やや気になることがあったので紹介したいと思います。
前日から右前のタイヤハウス(アクセル)から、ギーギー、ゴーゴー音がし始めたので
「ブレーキパットが磨り減ったのをセンサーが知らせているな・・・」と思い、
天気の良い日を選んで、仕事が終って帰宅してから作業を始めることにしました。
10月ともなると日が暮れるのも早く、ライトを照らしての作業になります・・・
↑サスペンションにライトのクリップを挟んで行うと作業は楽です。
春とか秋の作業は楽ですね〜。屋外の作業は、夏は蒸し暑いし、冬は寒くて厳しいんです。
音のしていない左側から作業を始めました。
(今、思えば逆の音がしている方を先にすれば良かった・・・・・・・、理由はいずれわかります。)
↑外したところで、とりあえず記念撮影・・・・。
左が磨り減ったブレーキパットで、右が新品。ホンダに比べてかなりしっかり固定されています。
まだ、多少の余裕がありますが、このくらいで交換したほうが無難ですね〜。
(※うわさのアスベストがここに使われてると聞いたことがあります・・・最近はどうか知りませんけど。)
周囲を清掃して、ブレーキグリスを可動部に塗り、いざ取りつけ・・・となって、「????」。
上手く収まってくれません。どうやっても一回り大きいんです。
このブレーキパットは一年半くらい前に直ぐに交換できるよう、予め部品屋から買っておいた品
なのですが、部品屋が間違えたらしいんです(車検証情報まで確認して間違えるとは・・・)。
ρ(`O´*)
仕方なく、古いパットを元に戻して部品屋と連絡をとり、部品到着を待つことにしました。。
その間、一週間・・・タイヤハウスのゴー、ゴー音は更にひどくなり、嫌な予感が日に日に強くなって
いきました。なるべくブレーキに負担はかけないように運転していたつもりなんですが・・・
待望の部品がやっと届きました。その日は雨だったので、翌日雨が上がって作業を再開しました。。
作業再開まで一週間が過ぎていました・・・・。
↑気になる右側を外すと・・・!!!「あちゃ〜〜!!!」もう地金が出て、ローター(ディスク)に
レコード盤みたく、傷がついています。。。参りました・・・。こんな気がしていたんですよねぇ。
ブレーキパットは片側2枚で1セットなのですが、センサー側にはまだパッドの部分は残っています。
センサーのない側だけ、片減りしてこのような結果(センサーより先に地金が当たること)になって
しまったようです。何か・・・納得いかないなぁ〜、、、メーカー責任のような気がするなぁ・・・( ̄w ̄)
この後、無事に交換作業を終え(ローターの傷は多少あっても気にしないことにしました。以前、
RGγというバイクに乗っていたときも、同様の症状で問題なく乗れていたので⇒当然、自己責任)、
今のところ問題なく乗っています。それにしても、静かになりました。ちょっと嬉しい・・・。 (´ー`)
※そろそろ別部屋をつくる準備をしたいと思います・・・