仙骨座り応急対策
〜ずり落ち・床ずれ予防〜
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某デイサービスで、
「常に仙骨座りで、椅子からずり落ちる方がいます。
何とかなりませんか？」と、職員から相談を受けました。
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デイサービスには対応したクッションなどないため、
その場にあるもので直ぐに対策することにしました。
【用意したもの】
使っていないシーツ・タオル・ビニール紐
【要した時間】
５分程度
↑取り急ぎ、こんな感じに仕上げました。
汚れても交換しやすいよう、大腿部をタオルでカバーしました。
↑正面はこのようになっています。
↑後ろから見たところ。
ズレないように４方向から引っ張り、紐でしっかりと固定しました。
↑上から見たところ。
臀部が中央で安定するように仕上げています。
↑しっかりと安定して座ることができました。
職員からは「おーー！！」の声が・・・。
↑この方は股関節に可動制限はありません。
今のところ特に問題もなく、様子を見てもらっています。
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【まとめ】
大腿部(太もも)の下に土手(アンカー)を設けて、
仙骨座り(臀部のずり落ち)を防ぐことができました。
※臀部〜大腿部の発赤(血行障害)に気を配りましょう。
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(介護型リハビリシステム研究所)
介護型 〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所 
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