その他の環境整備【446】
マイクロウェーヴ不調@
〜電源不良の原因調査編〜
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前回、給湯ポットのコード断線について対応しました。
「似たような症状が極超短波治療器でも起こっています。」
とスタッフから報告を受け急遽対応することになりました。
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↑疼痛緩和目的で使用しているマイクロ波治療器です。
これが最近電源が入ったり入らなかったりしていたそうです。
この数日は特に調子が悪く使えていないとのことでした。
↑見た目かなり怪しいコード部分です。
既にビニールテープでぐるぐる巻きになっています。
ここを動かすと電源ランプが点くことがあったというので、
この部分の断線が一番疑わしいです。
↑コード脱落防止の金具をズラして引き抜きます。
電源コードの首は硬化して曲がった状態のままです。。
↑ビニールを剥がすと中はこのようになっていました。
このまま無理やり使い続けるのは危険なので、仮のコードを探すことに。
↑コネクタ部分は「IEC C−13」という規格になります。
現在使用していないパソコンのコードが使えそうです。
↑きっちり上手いこと刺さりました。
↑電源も入り、マイクロ波も放射されるので、
コードを交換するだけで問題なく使用できそうです。
やはり先ほどの電源コードの劣化と断線が原因でした。
↑この仮コードは、固定金具が緩く、アンペアも不足していました。
想定外の電流が流れると熱が発生して、溶けることも想定されます。
「合うから」という理由だけで使い続けるのは大変危険です。
↑純正品には「125V 15A」が使われています。
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あくまで「故障原因の究明」に使った応急対応になります。
この後、ネットで適合タイプを調べて早急に手配しました。
次回は、新品適合ACコードを取り付けたという特集です。
物理療法機器のコード周辺は定期的に点検しましょう。
火事になってからでは遅すぎます。
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リハビリシステム研究所
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