その他の環境整備【430】
転倒事例と対策編A
移動時の危険箇所 その1
〜障害物による転倒防止策〜
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「転倒事例とその後の対策編」2回目になります。
利用者が移動時に、障害物に足をかけて転倒したとのことです。
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↑問題の障害物になります。
いわゆる「ホワイトボード」と呼ばれるもので、
通所サービスなどでは良く使う道具の一つに挙げられます。
↑使用後は部屋の隅に片づけています。
ある日、ここを通りがかった利用者が・・・。
↑足をかけてしまい、バランスを崩して床に転倒したそうです。
ホワイトボードの脚(支え)が低い位置にあり目立たない上に、
床と同系色のため見え辛いのが主な原因と思われます。
高齢者で視力低下がある方にとっては大変危険な障害物です。
↑そこで最初に行った対策は床に、
赤のテープを使って目立つように貼りつけました。
(支えの脚に赤テープを巻くという方法もあります。)
しかし、これだけでは不十分かも知れないと考えて・・・。
↑三角コーン(カラーコーン)を「ドン!」と置きました。
これ以降、この場所に関する問題はなくなりました・・・。
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危険箇所に対して、色と立体物で対応したケースでした。
三角コーンはセフティーコーン、ガードコーン、パイロン、
ロードコーン等・・・様々な呼ばれ方をする商品ですが、
屋内での使用にも常備しておくのは如何でしょうか?
(TUGテストにも使えますし・・・)
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