その他の環境整備【414】
「股関節外転装具U」
〜 継手がズレる原因とは? 〜
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前回、股関節外転装具の継手位置は真横(大転子)に
合わせることを現場に指導しましたが、位置のズレが
比較的頻繁に発生する様子です。その原因を探ります。
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病棟担当リハ職の話では
「車いすへの移乗動作」が問題とのこと。
実際に車いすを使って検証してみます。
↑ベッドから車いすに乗り移る際に継手部分が肘掛けの角に引っかかり、
前方に回ってしまうとのことです。
※モデルは当施設のリハスタッフです。・・・なので装具はつけていません。
う〜ん・・・・確かに、それは問題です。その可能性は十分にあり得ます。
↑結果、このようにズレてしまう・・・という訳です。
介護する側が引っかからないように気をつけていれば良いだけかも
知れませんが、当面の対策として・・・・
↑とりあえず、出っ張りの少ないディスクタイプ車いすを急遽用意して
多少なりとも引っかかるリスクを少なくすることにしました。
※正面から撮影しているため分かりづらいですが、ディスクタイプです。
これでも座る際に、腰がズレていれば引っかかるでしょうけど。。。
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介護現場で移乗時に角に当たらないよう気をつけてもらうと同時に、
ディスクタイプの車いすを使用することでズレの頻度が減るか、
様子を見ていくことにしました。。 ( ̄▽ ̄)ノ″
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----------(介護型リハビリシステム研究所)----------
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リハビリシステム研究所
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