その他の環境整備【413】


「股関節外転装具T」

〜 現場職員への注意喚起 〜



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 転倒⇒骨折⇒手術⇒固定の流れから比較的早期に
施設入所へと至るケースがあります。

 リハビリ職は入所直後の評価で、姿勢管理やリスク
について速やかに職員へと伝達する必要があります。


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当施設では入所・通所に関わらず、リハビリ管理職が直接
利用開始日の初回評価に関わるようにしています。

今回は、人工股関節置換術後で装具を装着して入所となった方です。
入所直後の評価に出向いていきなり驚いてしまいました。


    ( ̄□ ̄;)!!




↑ご覧のように股関節継手が前方に回り、股関節が内転していました。

この装具は「股関節が内転しないように制限するためのもの」です。
このままでは全く意味がなく、逆にリスク大なため直ぐに修正しました。






↑継手を真横(大転子部)位置になるように修正したものです。






↑このようなケースは介護の現場で多分に見かけるため、
専門家はなるべく早期に評価・指導に入ることにしています。






↑早速、写真撮影し固定位置について説明書を作成しました。
そして、カルテ内とベッドサイドに貼り付けておきました。



●その後、何度か装具のズレを発見!!
驚きの「ズレ原因」について次回特集予定!!



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老健施設のリハ専門職はPT・OT・STがいるため、確認の意味でも
目的と内容をしっかりと伝達しました(一生懸命調べていたようです)。 

病院担当の方にも装具(ブレース)装着方法について、
ご面倒でも伝達にご強力いただけると助かります。。 ( ̄▽ ̄)ノ″


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----------(介護型リハビリシステム研究所)----------


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