その他の環境整備【400】
<新型コロナウイルス対策 緊急企画X>
「0円フェイスガード」製作法
〜 安価・安全・安心の自作フェースシールド 〜
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本日より「緊急事態宣言」が全国に拡大しました。 医療現場では
飛沫をガードするためのフェースガード(シールド)が不足しています。
100円ショップのクリアファイルで作る手法は既に一般的ですが、
それらの材料もそのうちに品薄になるかも知れません。
ネットでも製品販売されてますが、安くても
1枚1000円!!
です。
管理人は過去に
ペットボトルでつくる短下肢装具
を学術発表したり、
ペットボトルキャップでつくる離床センサー
を各所で紹介しましたが、
今回も独自目線で考案した「介護型リハビリシステム研究所」方式の
「ペットボトルでつくるフェイスシールド」
を紹介いたします。
いつものように、なるべく皆様の現場(手元)にある物を活用して、
画像を多めに使って工程を詳しく解説いたします。(2020.4.16公開)
「何時でも、何処でも、誰にでも」即製作可能です。
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【必要な材料】・・・基本的に廃品を活用
@空のペットボトル(表面が滑らかで透明なもの)
A使わなくなったタオル(汗を吸収しやすいもの)
B輪ゴム(劣化していないもの)
Cビニールテープ(粘着テープも可)
【必要な道具】・・・基本的に事務にあるもの
@マジックペン
A定規
Bカッター
Cハサミ
Dホチキス
E熱湯
F手袋
↑透明で表面に凸凹のないペットボトル(1〜1.5L)を用意します。
中身を空にして水で奇麗に洗い流します。乾いていなくてもOK!
↑ペットボトルの表面にはラベルを貼る糊が残っています。
そこが前面にならないように、糊部分の上に縦線を引きます。
定規を使えば簡単に奇麗に引くことができます。
↑糊の多い場所に縦線を1本、上と下に2本ずつ横線を引きます。
↑2本線の外側をカッターでカットします。
いきなり、ハサミで切るのは難しいからです。
【注意】怪我をしないように必ず手袋を着用してください。
↑魚に例えると、頭と尻尾を落とすことができました。
↑次に、腹部(縦線)をハサミで切ります。
ハサミを使うのは、安定して奇麗に切れることと、
カッターよりも断面が鋭利にならないので、
使用時の怪我を防げるからです。
↑腹部を切り終えると、くるっと内側に丸まってしまうので
腹部を開く(伸ばす)作業が必要になります。
ドライヤーで時間をかけて伸ばす手もありますが・・・
時間ばかりかかって、しっかり伸ばすことはできません。。
手伝ってくれる人がいたら、
ポットの熱湯をカップに入れて
引き伸ばしたところに内側からかけてもられば一瞬
で伸びます。
(ポットの蒸気でも可能ですが変形しすぎることがあります。)
【注意】手にかかると熱いです。火傷に気を付けましょう。
↑丸まりが弱くなったら上下の内側ラインをハサミでカットします。
シールド部分の角は尖っていると危ないので少し落としましょう。
↑先ほどカットした端の部分はヘッドバンドとして使用します。
ホチキスを使って固定しましょう。針は外側を向くようにします。
(この場所は後からタオルとテープで覆うことになります。)
普通のホチキスは針が弱く、失敗しやすいですが慣れてきます。
奥側(遠い方)から先に止めた方が良いと思います。
↑あとは輪ゴムを用意します(未劣化のもの)。
1本でも可能ですが、使用中に切れると外れるリスクがあるため、
念のため複数個使った方が安全と思われます。
↑このように輪ゴムを固定します。
この時点では、後から調整可能なように
取りあえず片側を固定するだけにしておきます。
※
折端とホチキスの針は外側を向くようにしましょう。
(ビニールテープでホチキス部分を一周巻くとより安全です。)
↑フェイスガードの幅に合わせて、タオルにラインを引きます。
普通のフェイスタオルで、3枚分取ることができるため、
最初から3等分にした方が作業がスピーディです。
↑カットします。普通のハサミでは布を切りづらく少々面倒です。
不要な紙を用意して挟んで切ると簡単に切ることができます。
↑おしぼりみたいに丸めると、およそ3cm厚になります。
↑このように丸めたタオルをビニールテープで固定します。
【注意】セロハンテープだと汗で剥がれる可能性があります。
シールドが顔に近すぎると直ぐに曇って、圧迫感・息苦しさを感じます。
そのため、シールドを顔から遠ざける必要があるのです。
↑実は、この
「タオルを使うところが最大のミソ」
です。
@タオルが顔との距離を取ることで曇りにくくします。
Aタオル生地は柔らかでズレにくく安心感があります。
B無防備なシールド上部の空間(隙間)をガードします。
Cタオル生地を使うことで額の汗を吸収してくれます。
『 額の汗が流れて目に入るリスクを防ぎます。
無意識に顔に触れるリスクも減ります。』
※最後に各自ヘッドバンドの長さを調整してホチキスで固定します。
↑「即席ペットボトルフェースガード」完成です!!
下手なクリアファイルより、クリアで頑丈かも知れません。
↑見た目はイマイチかも知れませんが、
現場で機能発揮してくれる可能性は十分あると考えます。
できれば曇り止めを内側に塗っておくとよいと思います。
リンスまたはリンスインシャンプーを塗ると曇りません。
↑他のペットボトルでも小型サイズを作ってみました。
素人でも普通に10分もあればできると思います。
慣れれば5分で1個、これって量産可能ではないでしょうか?
・・・業者さんスミマセン・・・
(´・ω・`)ゞ・・・
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「ペットボトルでつくるフェイスガード」をご紹介しました。
この緊急事態がいつ収束するか、まだ先は見えませんが、
身近にあるものを工夫し、協力し合いながら頑張りましょう。
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How to make a face shield, Safety, Face guard, Handmade, DIY, COVID-19
----------(介護型リハビリシステム研究所)----------
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