その他の環境整備【392】



    謎の怪我

〜 ベッドサイドのリスクと対応A 〜



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 「8針も縫う謎のケガ」、その原因を追究したいと思います。
怪我をした事実はあるので、少なくとも危険と思われるものは
身の回りからなるべく排除する必要があると考えたからです。

 一番、可能性が高いと考えたのは、ベッドの付属品でした。
業者は外すでもなく、取り替えるでもなく、「問題ありません」
と毅然たる対応でしたが・・・。
 
 少なくとも現場に関わる専門職として、利用者を守るには、
「これからは気をつけましょうね♪」という無責任な声掛けだけ
で終わらせる訳にはいきません。

 想像力を発揮して、何とか環境整備で対応したいと思います。

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↑謎のV字の傷跡・・・。この怪我の原因を探ります。
屋内での移動範囲は限られているので、見つけるのは
それ程難しくはないはずです。






↑あくまで「個人的推理」ですが、
一番怪しいのは、この「マットレスストッパー」と考えました。

ここまで角のある「肘より低い位置の物」が屋内に見当たりません。
本人も怪我に気づかず、出血もなかったことから、床に強くぶつける
程のダメージがあったとは考え難いのです。

つまり、肘より低く、床(膝)より高い位置のものが怪しくなります。






↑これはマットレスを持ち上げ、フレームから取り外すことが可能です。






↑取り外した状態です。







個人的には、傷口ときれいに適合しているように見えます。
担当業者さんは、違うと断言されたようですが・・・。




原因究明できなくても、怪しいものは取り除かないと危険です。

【あるもので直ぐに対策を行います】

●要は、マットがズレなければ良いわけです。





↑ご家庭にあった比較的丈夫な紐をお借りしました。






↑マットレスについている「ラベル(タグ)」が大きくて丈夫なので、
これを利用したいと思います。
ラベル(タグ)の輪の中に紐を通して・・・・。






↑フレームに固定しました。 これで対策終了です。。




 

↑凸を無くしズレを防いだことで、ひとまず不安要素を解決しました。

100円ショップの「自転車用すそ止めバンド」なども使えると思います。

ケアマネを通じて「別メーカーのベッドに交換」してもらう方法もあります。
(リース業者を変更するのも自由です)



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身の回りで危険を感じた場合は、直ぐに何かしらの対策をしましょう。
業者やメーカーの一般的コメントだけでなく、専門家の意見も聞いて、
最終的には自分で命を守る選択・行動をしましょう。

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              (介護型リハビリシステム研究所)




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