その他の環境整備【387】
短下肢装具の調整@
〜 痛みを軽減するための微調整 〜
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前回はコルセットでしたが、今回は短下肢装具(両側支柱AFO)です。
リハスタッフが「歩行時に患側足部の痛みを訴えます。」とのことで、
急遽みることになりました。
老健施設(特に通所)は、利用者が日替わりなのでその場で何とか
しないと、次回お会いした時は症状が悪化している可能性もあります。
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↑患側の筋緊張が高い方で、靴を外すと内反尖足が強く出ます。
↑痛みを訴えられるとのことで、皮膚の状態を確認します。
全体的に皮膚には赤みもなく擦過創もないようです。
本人の訴えでは、歩行時に痛みが出るとのことです。
↑あえて裸足のままで、軽く歩行チェックを行います。
↑本人が痛みを訴える箇所がこの辺りになります。
歩行時に内反が強まり、母趾が浮いて足の内側が持ち上がり
装具の「足部覆い」裏側に当たってきています。
↑とりあえず、クッション材を挟んで様子をみることに。
↑このように、挟み込みました。
(市販のクッション材は潰れやすく長期間使うことはできません。)
↑足の痛みはかなり軽くなったそうで、
この後はいつもの練習距離を歩行できました。
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様子をみて装具屋さんにチェックをお願いする予定です。
持ち帰り修理になると、少なくとも1週間はかかります。
その間、スペア装具がないと日常生活に支障が出ます。
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(介護型リハビリシステム研究所)
介護型
〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
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