その他の環境整備【382】



  アイドリングが高い

〜 ダイハツKFエンジンの整備方法 〜



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KFエンジンはダイハツ軽の多くの車種に使われています。
車検証の「原動機の形式」というところに「KF」と書いてあったら
その車は「KFエンジン」が載っています。

「KFエンジン」を載せた国内施設の社用車は相当数あると推察して、
この場であえて特集させていただきたいと思います。

上手く整備できれば、車内が静かになり燃費が向上するかも知れません。

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家族が練習車として使っているダイハツミラ。
先日、たまたま運転する機会があって気になったのがアイドリングの高さ。
通常より300〜500回転は高いような気がしました。

そこで調べてみたところ、ISCVという部品の汚れが一番疑わしいようです。

そういえば、昔のステップワゴンでもディラーに教わり清掃した記憶があります。
(小話コーナーで取り上げた記憶があるような・・・)





↑ボンネットを開けるとエンジンルームはこんな感じです。






↑手前の部品から外して・・・。






↑奥のエアクリーナーボックスを取り外すと下にある部品が見えます。






↑スロットルボディの横にある黒い部品がISCVです。






↑ネジを2本外して横に引き出すと外れます。






\(◎o◎)/!

↑かなり真っ黒に汚れています・・・
これではセンサーがまともに働くわけありません。







↑クリーナーを使って奇麗に拭き上げました。
先端に黒いリング部分が残ったので、てっきりゴムかと思っていましたが・・・。






↑なんと!汚れの一部でした。。 (;^_^A 
これで何とか元の奇麗な状態に戻せました。






↑次に、部品の取付部分も綿棒を使って奇麗にします。





↑このように、綿棒を使えば中までスッキリ奇麗に掃除できます。






↑上からも奇麗にします。エンジンの耳垢みたいです。(*⌒▽⌒*)






↑ついでにスロットル(バタフライ)周囲も全体に奇麗にしておきます。

この後、外した部品をすべて元の状態に組みつけました。






↑最後に、エンジンルーム内のヒューズボックスへ・・・。






↑左端にあるEFIの15Aヒューズを・・・。






↑引き抜いて15秒程待って戻しました。(プログラムのリセットが目的)



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<結果>
@エンジンは劇的に驚くほど静かになりました。
A軽快に走るようになったので燃費向上が期待できます。
Bできれば車検ごとに清掃した方が良いらしいです。

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【おまけ】



↑ついでなのでムーヴもやろうと外してみましたが・・・・






↑ミラの構造とは全く異なり、ISCVはついていませんでした。。。

これは「第2世代のKFエンジン」だそうで、
電子スロットルボディの採用により、ISCVは無くなったそうです。




                                   (介護型リハビリシステム研究所)




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