その他の環境整備【379】
踵免荷シューズC
〜 踵に圧をかけたくない時・その2 〜
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前回は・・・
@踵のキズ位置を正確に把握して、
A靴を加工する場所の位置決めを行い、
B靴を加工した際に壊れないようボンドで固定しました。
・・・今回は加工作業に入ります。
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↑それでは早速ですが、「踵抜き」の作業に入ります。
↑糸鋸があると簡単に切れます。カッターは危ないのでやめましょう。
↑切り取った踵部分です。
除圧したい部分がこの場所と言うことになります。
↑素材のせいで切り取った部分がひらひらしています。
何気にリゾート風の涼しいデザインになりました♪
↑裏側から見るとこんな感じです。
↑先全体はゴムなのである程度締まるため外れる心配はありません。
↑そのゴム圧で加工しない側の靴が入り難く、健足側も加工することに。
↑このようにカットしました。
↑早速、立位をとってもらいます。
何の問題もなくスムーズに行うことができました。
本人も、担当セラピストも互いに喜んでいます。
↑仮なので平行棒は高いままです・・・。
↑後ろから見るとこんな感じになります。
この日から立位〜歩行訓練を開始することができるようになりました。
移乗動作も非常に楽に行えるようになったそうです♪
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<要点>
@免荷する踵がつかないよう、靴底に厚みのある靴を選びましょう。
A手を怪我しないよう手袋などを使い注意して加工しましょう。
B仕上がったらDr、Nsにも確認してもらいましょう。
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(介護型リハビリシステム研究所)
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