WebロックマガジンBEEASTのページで森重樹一さんがロック対談の連載を始めることになり、第一弾にふさわしくマイケルとジンジャーが対談に招かれた。
森重さんのファンクラブ企画ということもあり、サマソニの翌日に行われた対談には、ワイルドハーツFCの方々と一緒に当ファンサイト管理人もおよばれしてしまった★ 
ということで、当日の様子をお伝えします!



マイケル・モン様に会えるワクワクと、質問もさせてもらえるかもしれないという事にニヤニヤしながら一人ホテルへ向う。ホテルの入口に観光気分満々なアロハ・シャツにサングラス姿の外国人が目に付く、あー ここだと、ドキドキしながら5歩ほど歩いたとこで大変な事に気付いた、アロハ(みたいな)シャツの人、サミだ!

迷うことなく真正面からサミに話しかけ、「サミがマイケルと一緒に戻ってきた!」と感動を伝えると、サミはパッと明るい顔になって「年月を経てまた同じ軌道に乗ったんだ」と幸せそう♪ 「対談にサミも参加して下さい」と頼んでみたら、「やだやだ 原宿に買い物行ってうどん食うんだもん」って相変わらずお茶目なサミちゃんでしたが、「マイケルが肋骨を折ってひどい痛みなんだ」と。
昨日あんなパフォーマンス見せてくれてたマイケルが?!
こっちは痛みがあるのさえ気付きませんでしたよ。゜(゜´ω`゜)゜。ピー
「マイケルみたいな人ほかにはいない。奴にしかできないよ」と心配ながらも敬意を超えた表情のサミでした。
サミーを見送り、インタビューのために用意された部屋にスタッフの皆様と向かう。

20年前にNHKの番組で共演し、Taxi Driverをジャムったのがマイケルと森重さんの最初の出会いなのかな、森重さんも緊張されて やや落ち着かないご様子。
時間になると ジンジャーが一人ニコニコ顔で部屋に入ってきた。ワイハファンの方々と楽しそうにしばし談笑したあと、初体面の森重さんにご挨拶、話題は自然と刺青へ。ジンジャーは「刺青だとプールで断られる」とか、「日本で日本のバンドと対バンして、そっち側の自分たちを知らない人たちにもライブを見てもらいたい」とか。
スタッフさんからマイケルは遅れてますとの説明。やっぱり骨折で動くの辛いんだろうなと心配・・・。
20分ほどするとドアの外から何かがやってくる気配!
マイケル登場 キラ〜ン ま まぶしい
入っていきなり大声「じゅいっちー! 遅れてごめんねー 渋滞にはまっちゃってー」 「(お出かけでしたの?!)」
マイケルモンローの布バッグ(ROCK1で売ってます)を肩から提げてる姿がかわいい。
席につくと 今日はファンクラブの皆が来てるんだねーって皆に挨拶してくれました。
で ビデオのように対談が始まります。



対談中、マイケルは森重さんにもらったCDのブックレットをじっくり見つつ、この写真かっこいいねーとか、英語の歌詞の一節を読み上げて「日本のバンドの歌ってヴァースは日本語で、コーラスになると英語だね、前から不思議に思ってたんだけど?」などと突っ込みまくるマイケル。
「そういえばGDフリッカーズはどうなったの?」って えーー GDフリッカーズ!!! あの日本盤『オリエンタルビート』アルバムのジャケ写真を完コピした90年代の日本のバンド。
名前がスラッと出ましたが、あのコピー姿がよっぽどの衝撃だったのか、髪の天辺から爪の先まで同じで云々をジンジャーに説明しものの、ジンジャーいまいち理解できず、と言うか興味も無さそう(笑) 
対談前からすごくお腹が空いたとマジに言ってたジンジャーは空腹で気も遠くなり始めたのか…。

久しぶりに会った森重さんの印象を聞かれると、「全然変わってなくて安心したよ」「キャラが変わる奴って信じられないけど、変わらない人に会うのは嬉しい」と 常に自分自身でいることが大事なマイケルらしい感想。



と なんだかんだで頂いた1時間が終わりに近づき、ムーミンママのようなムーミンパパみたいなマイケルのジャーマネさん(女性)から時間を告げられた頃、高円寺のロックンロール小料理屋Nice'n'Easyさんとイタリアン&ロックバーWILDHERBさんから差し入れのお弁当が到着。
「べんとうボックス大好き」と日本通のジンジャーの横で、「ランチボックスって なんじゃ?」って不思議そうにしてたマイケルも目の前でふたを開けられてびっくりの美しいジャケ(キャラ)弁でした。



1つはWild HeartsのSmily Bonesの肉系弁当。肉を食べないマイケル向けにはマイケルの左肩にある芸者ガール・タトゥーのお寿司!二人とも大感動。
「ファンタスティック!」と手を叩いて大喜びのジンジャー。 マイケルは「OH BOY!」を繰り返し、何が入ってるの?とか全部食べ物なの?など興味津々!ジンジャーはわざわざ部屋にカメラを撮りに戻り、お弁当を動画でサイレント撮影。
マイケルも自分のi-phoneで何枚も撮影、Wildherbの店名もやけに気に入って一人で喜んでました。(前からちょっと思って事だけど、マイケルって駄洒落好きよね? ライブアルバムのこと聞かれた時はデスアルバム? とか言ってたし ん〜(苦笑))



最後に3ショット撮りますと、カメラマンさんに「森重さん真ん中に」との言葉に森重さんは真ん中に立ったのだけれど、話を聞いてなかったマイケルは、当たり前のように森重さんとジンジャーの間に侵入。その光景にマイケルってやっぱり「スター☆」と一同感心するも、いやいやそうでなくて、と通訳さんに突っ込まれ、ごねる事も無く位置を変わる。「二人並んでても皆にはどっちがどっちかわかんないよね へへへ」と、終始 冗談を言いながら場を和ませるマイケルでした。


そして マイケルだけが次のインタビューのため部屋に残り、皆 解散。
そういえば、質問をすることはできませんでしたが、貴重な体験させていただきました。
マイケルとジンジャー、森重さん スタッフの皆様ありがとうございました♪。 


text:mai
Photos:Beeast