ラジオ「夕日のかなたに」1999年10月31日放送分
「神様を愛する?」 |
こんにちは〜!!。
「夕日のかなたに〜!今回もギターを持ってきました〜スペシャル!!」
札場義宣です。7月の放送でギターを持ってきて以来ですから3ヶ月ぶりですかね。前回の放送については、ほとんど反響がありませんで
したが、ま、そんなことお構いなしに今回もやっちゃいましょう。
さてさて、突然ですが皆さんはキリスト教会に行ったことがありますか??
と言っても、ただ建物の中に入ったことがあるとか、庭に野球のボールを取り
に行ったことがあるとかじゃなくて、あの、
礼拝に出席したことがありますか、という意味。えっ、「礼拝って何?」って? ん〜! そりゃそうさ〜な〜!
「礼拝」ってわからんわな〜って。あの〜、野球なんかでピッチャーが強くて、
全然負けないと、20勝0敗とか、って、それは違うって!ちょと寒いかな。
あの〜、巫女さんとかが死者の霊を呼び出して、その霊が乗り移って何か話す
って、…いやいや、あれは霊媒。あれは、いかんね〜!聖書では、絶対にしち
ゃいけないと書いてあるんだな、これが。死者の霊が呼び出されて出てくるな
んてことは、本当は絶対にない、あれは悪霊、悪魔の霊のしわざ、悪霊が芝居
をしているんだと聖書は言うんだね。って、あんまり言うと、そういう方に石
でも投げられるとまずいなぁ。あのノストラダムスの予言とか言うのは、僕も
だいぶ前の放送で言った通り、やっぱり外れたね。あのノストラさんも何か霊
媒的なことをやってたみたいね。ま、占いとかそんなのに人生頼っちゃいけな
いよ。生きておられる本当の神様に頼らないと。
おおっと、大きく話がそれたけど、そうそう
礼拝っていうのは「神様、あなた様に頼ります」って表明するとき
だね。だいたい日曜日の朝10時半頃に、教会に、みんながドカドカと集まるんだね。司会者のもと、賛美歌歌って、お
祈りして、聖書の話を聞いたりなんかする、ま、時々居眠りしてる人もいるけ
どね、とにかく「みんなの集い」があるわけね。きっとそこで驚くだろうなっ
て思うのは、
「神様を愛する」とか「神様を愛しましょう」とか言うフレーズを聞くんだね。賛美歌などにもそういう歌詞はたくさんある。今はゴスペルが
はやりだけど、英語だからよくわかんないかもしれないけど、よく聞くと、神
様のことを歌っていて「神様を愛する」なんて実は歌ってたりするわけだね。
あのローリン・ヒルなんかもクリスチャンっぽいけど、どうだろうね。映画の
「天使にラブソングを」なんかも字幕で歌詞を確認するといいかもね。
ところで、聖書の中にこんな話がある。
ある人がイエス様に
「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」と尋ねた。すると、イエス様は答えられた。「『一番たいせつなのはこれです。
「イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。
心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。
」次にはこれです。「
あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」この二つより大事な命令は、ほかにありません。』」
(新約聖書マルコの福音書12章29−31節)
ズバっとストレートだね。ただ1人の真の神様を、心を尽くして、思いを尽
くして、知性を尽くして、力を尽くして、愛しなさい。それから、周りの人を、
自分自身のように愛しなさい!っとさ。まあ、ほかの人を愛する、っというか
大事にしなさい、っていうのはよくわかるでしょう。でも、宗教教育のない日
本じゃ、神様を愛するってピンとこないんじゃないかな。
愛する、っていうのは、ものすごく簡単に言うと「大好き」っていうこと。
だから、神様を愛するっていうのは、「いや〜、神様大好きやねん」ってなぜ
か関西弁になるけど、そういうこと。でもね、そのきっかけは神様がまず僕を、
君を愛している、大好きなんだよ、ということを知ること。神様は人を造られ
た、僕を君を造られた、造り主。だから親のようにね、いやいやある意味で人
間の親よりも僕らを大好きなんだよ。それは神様の愛、キリストの愛、十字架
で僕らの罪を身代わりに背負ってイエス・キリストが死なれるほどの愛。
この「愛してるよ〜、大好きだよ〜」っていうメッセージを受け取ると、僕らの心
にも「神様が好きなんだな〜」っていう愛する心が生まれてくる。
例えば、君が何らかの理由で両親の顔を知らずに育ったとしよう。でも、あ
る時、実の親を知り、対面する。そして、どれほど自分のことを心配し、愛し
ているか、ということを知る時に、その実の親への愛が君の心に生まれてくる
でしょう。「神様を愛する」っていうのも同じこと。ぜひ、神様の愛を知って
下さいね。求めて下さいね。愛ってね、片思いじゃ辛いんだよね。相思相愛っ
て、ちょっと言葉が堅いかな、まあ、ラブラブってことね。そうならないと、
良いものは生まれてこないんだな。
僕は神様の愛、イエス様の愛をある時に知ったんだな。どんな時にも愛して
くれている、っていう神様を知ると、僕にも神様を愛する愛が生まれてきたん
だ。ここで、そのような気持ちを歌った「本物の愛」っていう曲を聴いてくだ
さい。
「本物の愛」
1.流れる時を超え 突き抜けて 変わらない愛が今 支えてる
曇り空に 閉じこもる朝も 希望の光が 見えない夜にも
愛している 愛していると イェスの声 心にあふれてる
私のため いのちをくれた 本物の愛
2.そびえる山を越え 強くなる 新しい命がいま 支えてる
歩き疲れて 座り込むときも 戦い敗れて 泣きたいときにも
愛している 愛していると イェスの声 心にあふれてる
あなたのため いのちをくれた 十字架の愛
というわけで、ご静聴ありがとう。一言お祈りさせて下さいね。
「神様、あなたが私たちを、この僕を愛してくれていることを知りました。私
の心の中にもあなたを愛する愛が生まれますように。イエス様のお名前によっ
てお祈りします。アーメン。」
それでは、また来週。祝福がありますように。さようなら。
*実際に放送されたものに若干加筆修正しました。