時々日記

 

1999年2月8-9日(月−火)

P:「HDD増設奮闘記」(1)

 

とうとう作業の日がやって来た。

今回の作業目標は二つ。ハードディスクドライブ(HDD)増設と、この

新しい方のドライブを起動ドライブ(普通のDOS/V機ならCドライブ

で、OSであるWINDOWS95を立ち上げる根本的な役割を担う)にすること。

ある程度やれる気はしていた。

購入したHDD(Quantum SE6400AT)、インチネジ、数本のドライバー、

テキスト代わりの「月刊タッチPC1999年2月号」、Myパソコン(三菱

APRICOT MS540F2B)の取り扱い説明書と拡張ガイドを手元に用意した。

 

さて、ここからは実は長時間の戦いになるので、箇条書きで書いていく。

 

・パソコンの電源をもちろん全部落とし、コンセントも抜いておく。

・色々な接続ケーブルも外し、ディスプレイを横に下ろす。(デスクトッ

プ型なので)

・ネジを外し、カバーを外す。拡張ガイドに従い、フロッピーディスクド

ライブ(FDD)を外す。

・次にCDドライブ(CDD)を外す、という所で最初の難関。ネジを回

すために横にドライバーを入れようとすると、何とドライバーが長すぎて

入らない!!手持ちの短いドライバーを使うと、径が合わず、ネジがバカ

になりかける。

・かなり試行錯誤の末、あきらめる。

・仕方なく、違うタイプの短いドライバーを手に入れるために教会に車を走

らせる。

・家に戻り、早速このドライバーで試す。もっとネジがダメになりかける。

・半ベソになる。

・ラジオペンチで何とかネジを外す。(このために結局一時間近く費やす)

・HDDをカバー(外したCDDや、増設ドライブもネジで留めるための固

定金具)ごと外す。

・最初からついているHDDがQuantum Bigfoot 2550ATであることが分かる。

(5インチタイプ)…以下「5インチHDD」と記す。

・増設するのは3.5インチタイプなので、固定金具内の3.5インチHD

D用アダプター(金属の板のようなもの)を外す。

・このアダプターに増設HDD(以下「3.5インチHDD」と記す)を取

り付ける。ここで購入したインチネジが活躍。

・ジャンパーピン設定。5インチHDDをまずはマスターで起動するので、

3.5インチHDDをスレーブに設定すればOK。設定の仕方は本体にわか

りやすく記述されていたので簡単。

・アダプターに取り付けた3.5インチHDDを固定金具に取り付ける。位置

としては、5インチHDDの下になる。

ここで第ニの難関。それぞれのドライブから外した信号ケーブルと電源ケー

ブルを元に戻そうとした所、どれがどのドライブについていたのか、わからな

くなっていることに気付く。

・とりあえず、大体の検討をつけ油性マジックでケーブルにメモ書きする。

・ケーブルを取り付け、ドライブ等全て元の通りに取り付ける。

・後で、新しいドライブを起動ドライブにする作業があるので、カバーは閉

めずにディスプレイやマウス・キーボードだけはつなぐ。

・ディスプレイ、パソコン本体の電源ON。

・システム構成情報の変更が示される。つまりは増設HDDをコンピューター

が認識したということ。作業目標その1、HDD増設は成功だっっっ!!

・MS-DOSプロンプトからFDISKを実行(APRICOTホームページ上に注意書きがあ

ったように、FDISK/Xとして実行。

・OSはWINDOWS95の初期バージョンなので、ひとつのドライブは2GBまで。

結局、6.4GBの新しいHDDを4つに区切る。その際、最初の2GBだけ

は後で起動ドライブにするために「基本MS−DOS領域を作成」した。

・FDISKを終え、再起動。

・マイコンピューターを開くと、おおーっと、C、D、E、F、G、Hと6つ

のドライブがお目見え。CDドライブはIになっている。嬉しいけど、何かや

やこしい感じ。

・新しいドライブをそれぞれフォーマット。起動用のドライブは「通常のフォ

ーマット」をした後、改めて「起動専用」としてフォーマット。

・現在の起動ドライブ(C)のファイルを、新しく起動用とするドライブに、

いくつかのコツを使いながら、ほぼ全てコピー。

・雑誌タッチPCに従い、作業は順調に進む。

・そこで次の手順はもう一度パソコンの中を開けて、HDDのマスターとスレ

ーブを逆にして、新しいドライブを起動ドライブにすること。実の所、ここか

ら戦いは激しさを増すのであった。

・ここまで読まれた方、お疲れさまでした。この続きは後日アップします。

 

それにしてもパソコンの「拡張ガイド」と「月刊タッチPC」(別に宣伝して

いるわけじゃないけど)がなければ、こんな作業はできるはずもなかった。

神様が救いの道を知らせるために、聖書を与えて下さったのも、そうでなけれ

ば人が自力で救われることはできないからであろう。

 

「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受

けさせることができるのです。」(新約聖書テモテへの手紙第二 3章15節)

 

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