時々日記
2000年3月9日(木)
「FAXの自動送信もコマリモノ」
3週間近く、教会にFAX付き電話のない時があった。ただ修理に出してい
ただけなのだが、これがちょっとした問題を引き起こしたのである。
替わりに用意した、FAX機能のない電話の音がぷるるるるるーと鳴った。
受話器をとると、あのFAXのピーガーガーガー音。送信者がそばにいて聞
いているかもしれないので、一応、「ただ今FAXは故障中です。電話でお
願いします。」などと言ってから電話を切った。5分後、再び電話がなって
受話器をとると、FAX音。同じメッセージを述べて、受話器を置く。そし
て5分後、電話がまたもや僕を呼んでいる。受話器をとるとFAX音。やは
り同じメッセージを述べたもうことしか方法がない。送信者のFAX機は、
「きちんとFAXが送られなかった時には5分後に自動再送信」の設定に忠
実に従っているのだ。
こうなると嫌がらせ電話と何の違いもない。悪意無き嫌がらせ電話の誕生で
ある。一度FAX音がなると、5分後にまた来るんじゃないかという心理的
圧迫。受話器を耳にあててFAX音が聞こえると、ガチャッとすぐに切りた
い衝動に駆られる。が、いつ送信者がそばにいるとも限らないので、やはり
決まり文句のメッセージは欠かせない。このFAX音は新たな送信者が発し
ているものかもしれないのだ。・・・・ウンザリ。
ヒジョーにメンドーな状況が、こんなにも簡単に作られるとは!電話機の修
理が終わって、いちばん嬉しかったのは、故障個所が直ったことではなく、
FAXが受けられるようになったこと。電話の嫌いな数週間でしたとさ。
オ・ワ・リ。
<オススメ事項>
1.FAXの自動再送信の設定はできたら切っておこう。
2.いつもFAXが送れるからといって、今日も送れるとは限らない。故障
することもあることを覚えておこう。
3.コードレス子機付きの電話の修理は、修理後確認のため、親機などもセ
ットで修理に出さなければならない、と覚えておこう。
4.古い電話機でも取ってあると、イザというときには替わりに使えるので
助かる。でもFAX機能がないと、僕と同じメに遭う、と覚えておこう。
5.NECの電話機(今回はSPEAKS)は修理屋さんでは修理できず、
必ずNECの工場に送られる、と覚えておこう。その場合、最低2週間
は見ておこう。