聖書を開きましょう

週単位の通読目標とその週読む箇所の中からのワンポイントメッセージ。

 

3月15日〜21日<ゼカリヤ書1章〜7章>

 

「見よ。わたしは、あなたの不義を除いた。」(ゼカリヤ書3章4節)

 

私たちが罪を犯すと、二つのものに責められます。一つは、「良心」です。

罪を犯すと、心は苦しくなり、苦々しい思いに満ちてきます。これは、罪

を自覚させ、真の神に立ち返らせるために、神様がすべての人の心に備え

られたのです。

 

もう一つ、責めるもの、それはサタン(悪魔)です。このゼカリヤ書3章

では、よごれた服を着ていた(不義を象徴している)ヨシュアを訴えよう

としているサタンの姿が描かれています。サタンは、神に敵対し、人を神

から離れさせ地獄に連れて行こうとする、人格を持って実在する悪魔です。

サタンは、私たちの罪を神に訴えます。こんな罪深い者は地獄行きだ、と

主張するのです。また、サタンは私たちの心も責めます。「おまえみたい

な者は決して神には受け入れられない。赦されるはずがない。」そのよう

な思いを吹き込んで神から離れさせようとするのです。

 

しかし、神はヨシュアに対して、またサタンに対しても、「見よ。わたし

は、あなたの不義を除いた。」と赦しの宣言をされました。神があなたの

罪を赦す時、すべての責めるものからあなたは解放されます。今、神に祈

りましょう。

 

 

*これは月刊誌「ちから」1998年1〜3月号に連載されたものです。

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