聖書を開きましょう
週単位の通読目標とその週読む箇所の中からのワンポイントメッセージ。
3月1日〜7日<ナホム書、ハバクク書1章〜3章、詩篇100篇>
「しかし、正しい人はその信仰によって生きる。」ハバクク書2章4節
「神様、どうしてですか?なぜですか?」だれでも神様に聞いてみたい
時があるでしょう。ハバククという預言者は、民を代表して神に問いか
けていました。なぜ助けて下さらないのですか?救って下さらないので
すか?悪者が正しい者をのみこんでいるではありませんか。
神様の答えは、直接的なものではありませんでしたが、聖書全巻を貫い
ている大原則の啓示でした。
『しかし、それでも、そのような状況の中にあっても、神様を信じて信仰によって生きる者こそ、神様の目に正し
い者だ。』
理不尽な出来事、自分の境遇、人の死、曲ったことのまかり通る社会、
私たちが落胆してしまいそうな時があります。でも、その時にこそ、
神様に目を向けるべきなのです。「
神様は最善をなされる」と、真実に神様を
信頼し続ける中で、不思議と私たちは「生きる」者とされます。
「信仰の世界」があります。目に見えなくても、理性を超えても、なお
真実な世界です。
揺るがされない人生の土台は、神様への信仰にある、というのが聖書の語る原則です。
「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信
じなさい。」ヨハネ14章1節
*これは月刊誌「ちから」1998年1〜3月号に連載されたものです。
*「ちから」最新号1冊無料プレゼントは終了しました。