聖書を開きましょう

週単位の通読目標とその週読む箇所の中からのワンポイントメッセージ。

 

2月8日〜14日<アモス書5章〜9章、オバデヤ書、詩篇96篇>

 

「主の日はすべての国々の上に近づいている。あなたがしたよう

に、あなたにもされる。あなたの報いは、あなたの頭上に返る。」オバデヤ書15節

 

日本人は「一九九九年第七の月に恐怖の大王が来る」という「ノスト

ラダムスの大予言」なるものはなぜかよく知っています。その時、真

偽も意味もよく知らない日本人はパニックに陥るかもしれません。で

も、本当に知らなければならないのは、確実にあなたの上にもやって

くる「主の日」です。

 

「母の日」はお母さんが、「父の日」はお父さんが主役です。そして

「主の日」とは主なる神が主役です。神が主権をもってこの世界の歴

史に介入される日です。その存在を人に、国に明示されます。そして

その日は、神を待ち望んでいる者にとっては救いの日、エドム国のよ

うに心高ぶり、神を無視して歩んでいる者にとっては裁きの日となり

ます。それは神の公平な審判の時です。

 

主の日はすべての国々に近づいています。「主は、ある人たちがおそ

いと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではあ

りません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであっ

て、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むこ

とを望んでおられるのです。しかし、主の日は、盗人のようにやって

来ます。」(Uペテロ3章9、10節)

 

 

*これは月刊誌「ちから」1998年1〜3月号に連載されたものです。

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